高血圧症は生活習慣が原因で起こる病です。高血圧にならないためにも日頃から食生活の見直し、軽い運動などを取り入れて予防しましょう。当サイトでは高血圧の数値や高血圧になりやすい人の特徴・治療法などについてご紹介していきますので、高血圧症にならないためにも参考にしてください。

高血圧症は遺伝するもの?

家族

両親ともに高血圧症の場合、生まれてくる子供の2人に1人が高血圧症になることが判っています。しかし、その原因は遺伝だけではありません。

現在、高血圧を招く原因として判っているものには、塩分の多い食生活、アルコール、喫煙、運動不足、ストレス、睡眠不足、過労、肥満、老化、遺伝、閉経などが上がられています。
これらの原因がいくつも複雑に絡み合った時に高血圧症を発症するものだと考えられています。

両親ともに高血圧症であった場合、親が行っていた生活習慣と同様の生活習慣を子供も送ってしまうケースが多いです。
親がタバコを吸っていた場合、子供の喫煙率も高くなっています。
親が塩分の多い食生活を送っていた場合、子供も塩分の多い食習慣が当たり前になっているというケースはよくあることです。

食事にはみそ汁がないと気が済まないという親に育てられた子は、みそ汁のない食事は考えられないということも少なくありません。
良くないことは頭ではわかっていても、長年の習慣から抜け出すことが難しいという人もいるようです。

また親が肥満の場合、子供も肥満症のケースが多く、肥満も高血圧症を招いています。
自分自身が肥満で親が両方とも肥満で高血圧症の場合、心のどこかであきらめの気持ちがある人も多いです。
「親が肥満で高血圧症だから、きっと自分もそうなるのだろう。仕方がないことだ」と思って、節制をしないでアルコールを飲んだりタバコを吸ったり、好き放題に飲み食いしている人も多いです。

しかし、遺伝だけが原因で高血圧を発症することはありません。いくつもの原因がもつれ合って発症します。
遺伝だからとあきらめるのではなく、食生活や運動習慣などの生活習慣を改善して少しでもリスクを減らしましょう。

高血圧症の遺伝子というものは、未だ見つかっていません。
遺伝子を受け継いでいるのではなく、なりやすい生活習慣を受け継いでいるのではないか、という考えの専門家が大半です。
遺伝子を変えることはできませんが、親から受け継いだ生活習慣は変えることができます。

遺伝による高血圧症は運動や食事で予防できる

たとえ両親ともに高血圧症であっても、自分自身はそうではないという人もいます。
両親ともに高血圧の場合、生まれてくる子の2人に1人が高血圧症になっているということは、残りの半分の子どもはそうではないということになります。

たとえ親が両方とも高血圧症であっても、食生活や運動で予防は可能です。前述にあげた原因の中には、自分自身で改善できるものもたくさんあります。

塩分の多い食事は高血圧症のリスクを高めます。毎食お漬物を食べている人は、少しずつ量や回数を減らしましょう。
何にでも醤油をかける人は、これも少しずつ減らしていくなり、醤油を出し汁で割っただし醤油にする、かけるのではなくつけ醤油やスプレー醤油にするなどで工夫してください。
醤油味ばかりではなく酢やレモンやゆずなどの柑橘類の酸味を活かしたり、ゴマなどの種実類の香ばしさを活かす、ショウガやネギ、三つ葉、シソなどの香味野菜を利用するなど、減塩の方法は色々とあります。
成分表示を見比べて、工夫を楽しんでください。

野菜は毎食しっかりと食べましょう。カリウムには、ナトリウムを体外に排泄するのを促す作用があります。
カリウムは野菜や海藻、豆類、イモ類、アボカドやバナナなどの果物に多く含まれます。

マグネシウムにも血圧を下げる作用があります。マグネシウムは豆腐やアーモンドなどの種実類に多く含まれています。
肉ばかりではなく豆腐も食卓に登場させましょう。

飲酒は、日本酒換算で1日1合程度にして週に2回はアルコールを飲まない日を作ることをお勧めします。
喫煙は全ての努力を水の泡にしてしまいます。タバコを1本吸うと、血圧は上下ともに薬20mmHg程上昇して元に戻るのに約15分もかかることが判っています。

運動も高血圧症の予防には重要です。まずは、1日1000歩多く歩くことを心がけると良いでしょう。
運動の強度は激しすぎても弱すぎても効果が上がりません。10分で1000歩歩くくらいの強度が丁度良いと言われているので、目安にしてください。

それ以外にも、過労やストレスを避けることも重要です。
血圧は睡眠中低く、朝起きて活動を始めると上がっていきます。十分な睡眠を取るように心がけましょう。
少なくともその日のうちに寝ること、シンデレラと同様に、0時にはお布団に入るようにしたいものです。

食生活の改善、運動、休養の3本柱で高血圧症を予防しましょう。