高血圧症は生活習慣が原因で起こる病です。高血圧にならないためにも日頃から食生活の見直し、軽い運動などを取り入れて予防しましょう。当サイトでは高血圧の数値や高血圧になりやすい人の特徴・治療法などについてご紹介していきますので、高血圧症にならないためにも参考にしてください。

糖尿病の治療方法(食事療法)

健康な食事

糖尿病は血液中のブドウ糖の濃度を示す血糖値が高くなる病気です。
ブドウ糖は炭水化物を摂ると肝臓や筋肉や脂肪組織に形を変えて蓄えられます。ブドウ糖を蓄えるのには膵臓から分泌されるインスリンというホルモンが必要です。
糖尿病になるとインスリンの作用が低下して、ブドウ糖を充分に臓器に蓄えることができないために、血中のブドウ糖の濃度が上昇します。

糖尿病になると食事療法を行います。多くの場合、一日にこれくらいのカロリーを摂取してくださいという指示が主治医や栄養士から出るので、その指示に従って食事を摂ることが大切です。
80キロカロリーを1単位として、「あなたは20単位食べてください」といったやり方をするケースが多いです。
それは、多くの食品が80キロカロリーだということを利用しています。
バナナは中くらいのものが1本で80キロカロリーだし、ご飯は子ども茶碗に軽く2分の1杯で80キロカロリーです。

「糖尿病のための80キロカロリーの食品交換表」という本を見ると、食品を表1から表6と嗜好品の付録に分けて分類されています。
そして80キロカロリーの量、つまり1単位の量が示されています。
医師や栄養士から表1からは10単位、表2からは1単位と言うように指示が出るので、できるだけ指示された単位に近づけて食べると栄養のバランスが自然と良くなるようになるという仕組みです。

この本を使わない場合でも、主食と主菜と副菜を揃えるようにして、色々なものを少しずつ摂るようにすると、食品の種類も増えて栄養のバランスがとりやすくなります。
また、揚げ物や炒め物ばかりにならないようにすることも大切です。

食物繊維を多く摂ることも大切です。食物繊維には食後の血糖値の上昇を抑える作用があります。
野菜や海藻やキノコ類を意識して摂りましょう。サラダにワカメやキノコを加える、みそ汁やスープにワカメやキノコ類を加えるなど少しの工夫で無理なく摂れるでしょう。
果物は野菜の代わりにはなりません。中には糖分の多い物もあるからです。
グレープフルーツなどの柑橘類はそれほど糖分は多くなくビタミンCは摂れるので、果物はバナナやブドウなどよりもグレープフルーツなどがベターです。

また、朝食を抜いたり夜遅くに食べるなどの不規則な食生活を送っていると、血糖値の上昇を招きやすくなります。
食事はできるだけ規則正しく3食食べるようにしたいものです。

食事療法は炭水化物制限が重要

糖尿病のための食品交換表を使ったやり方はもう50年以上にわたって行われている方法ですが、最近は炭水化物を制限する治療法を行う病院も増えています。
炭水化物の中でも糖質を制限することが重要です。

お米は糖質だけではなく食物繊維の重要な供給源になっています。
日本人は食物繊維の50%以上を主食から摂っているので、あまりにも極端に主食のご飯を制限すると、弊害があるという報告も多々見られるのが現状です。

食物繊維が不足して便秘になったり、肝臓や筋肉に十分な糖分が供給できなくなったりすることもあります。
また、炭水化物を減らした分たんぱく質を多く摂るのですが、このときに肉が増えて悪玉コレステロールが増える人ケースも多いです。
炭水化物を制限した食事療法で治療するという方法はまだ歴史が浅いため、今後どのような弊害が出てくるのかは未知の部分も多いことを認識しておきましょう。
特に高齢者の場合は、食欲が落ちてエネルギー不足になる人もいます。
また、高齢者は若い人よりも低血糖になるリスクが高いので、あまり制限を厳しくしてエネルギー不足にならないようにすることが大切です。

まずは普段の食事を3日間ほど細かく記録して、それを見て改善点を指摘してもらうのが理想的で効果があります。
ご飯の量はちょうどいいけど清涼飲料が多い人、ご飯とみそ汁程度の献立が多いからご飯を減らしてたんぱく質を摂る方が良い人、お肉ばかりになっていて野菜が少ないから野菜をしっかり摂ってその分お肉を減らすことが好ましい人など、一人一人食事の癖があります。
できれば、栄養士さんにこのような細かな点を指導してもらうと効果的です。

肥満がある人は理想体重に近づけると、血糖値も改善することが多いです。
肥満の人は間食で炭水化物を摂り過ぎていることが多いので、まずは間食は特別な日だけの楽しみにするとか週に1回だけの楽しみにするなどして減らす工夫をします。
菓子パンなどは不飽和脂肪酸やトランス脂肪酸などの良くない脂が多く、肥満だけではなく脂質異常症などを招く原因にもなりかねません。

栄養と運動と休養の3つは糖尿病治療の3本柱です。1日3回もある食事です。バランスを考えて食べるようにしましょう。