高血圧症は生活習慣が原因で起こる病です。高血圧にならないためにも日頃から食生活の見直し、軽い運動などを取り入れて予防しましょう。当サイトでは高血圧の数値や高血圧になりやすい人の特徴・治療法などについてご紹介していきますので、高血圧症にならないためにも参考にしてください。

糖尿病の治療方法(薬物療法)

インスリンを打つ様子

糖尿病の薬物療法には、糖尿病の病態に合わせていくつか選択肢があります。
糖尿病というと血糖が高くなる病気だから血糖を下げればいいと思うかもしれませんが、検査などによりどのタイプの糖尿病かを判断し、それに合わせた薬を投与していきます。

血糖を下げる働きをするホルモンはインスリンですが、インスリンが分泌されないことが原因なのか、インスリン抵抗性といって、インスリンは正しく分泌されていても標的とする細胞に作用しないことが原因なのかの違いによって投与される薬は違います。
インスリンの分泌に問題があれば、インスリン分泌促進薬という種類の薬で治療しますし、インスリン抵抗に問題があればインスリン抵抗性改善薬という種類の薬で治療します。

糖尿病に関する検査はHbA1cやグルコースだと血糖の状態を知るものですが、そのほかにHOMA-βという検査であればインスリン分泌能をHOMA-IRという検査であればインスリン抵抗性を調べることができます。
これにより、どの薬があうかを考えることができるでしょう。

そのほかにもαーグルコシターゼ阻害薬といって食後の高血糖を改善する飲み薬やSGLT2阻害剤といって、腎での再吸収を阻害する薬もあります。
これらは糖尿病以外に何か病気を持っていないか、症状として何か持っていないかなどを参考に薬は選択されます。

糖尿病の治療薬は飲み薬だけでなく、注射薬も使います。特にインスリン分泌に問題のあるI型糖尿病の人にとってインスリン注射は欠かせません。
持続的に注入するものもあれば、食後に注射するものなどさまざまです。II型糖尿病の人でも血糖コントロールが悪ければインスリン注射を行います。

糖尿病の場合、合併症が心配されます。腎症状のある人にとっては、内服による薬物治療も考えものです。
そういう人に向けた新たな薬物療法として、週に1回だけ自己注射をする持効型GLP-1受容体作動薬も注目されています。

糖尿病の治療費の目安

糖尿病の治療費ですが、特にI型糖尿病の場合はインスリン注射を打たなければ死につながるとまでいわれており、切らすことなく管理しなければなりません。
インスリンをはじめとする在宅自己注射を行っている人は、薬そのもののお金だけでなく、自己注射の指導管理料や血糖自己測定の加算などそれにまつわるお金がかかります。
また、最近注目されている持効型GLP-1受容体作動薬の場合は、まだ新しいものなので薬代自体が高いです。

糖尿病ネットワークの試算によると内服薬のみの糖尿病患者の場合、3割負担の方で月額約7,500円、年間で9万円とのことです。
これには処方や調剤、検査、診察などが含まれています。
次にインスリン両方を行っている人の場合、管理料などを含めて、3割負担の方で月額約11,000円、年間で約132,000円です。
ただ、インスリンにしても内服にしてもいくつかを組み合わせているので、これはあくまで最低の目安であり、実際はもっと多いと考えられます。

合併症が出現してくれば、対症療法も当然必要になってきます。
透析などを行うようになればもっと大変です。しかも、糖尿病は治るというタイプの病気ではなく、一生付き合うというタイプの病気です。
支払う期間が今だけでなく将来もずっとといいうことになると大変さは計り知れません。しかし、放置しておけば今度は死に直結します。

医療費には高額療養費制度があり、一定の負担金の上限だけで済む制度があります。
合併症が出ている場合、特に人工透析を行っている場合は障害者認定されれば、障害年金や特定疾病療養受領証の対象になります。
通院の医療機関が病院であれば病院のケースワーカーにそうでなければ、市役所などに相談してみるといいでしょう。